転職回数が多いのを“強み”に変えて転職成功させる方法

転職回数が多いのを“強み”に変えて転職成功させる方法

「転職回数が多い」ということに負い目を感じている20代の転職者も少なくありませんよね。

 

このページをご覧のあなたもやはり「転職回数が多い」事でお悩みでしょうか?

 

でも、「転職回数が多い」というのは実はそれほど大きな欠点ではなく、時には転職に於いて“強み”となることすらあるんですよ。

 

そこで、ここでは転職回数が多いのを“強み”に変えて転職成功させる方法を紹介したいと思います。

 

「転職回数が多いこと=転職に絶対的に不利」という思い込みを止める

 

転職回数が多いことを“強み”とするためにまず絶対にしなければいけないことがあります。それが…

 

「転職回数が多いこと=転職に絶対に不利」という思い込みを止める

 

という事です。

 

転職回数が多すぎる場合は“職歴詐称”よりもこの方法で乗り切れ!!」でも触れましたが、転職回数が多いと転職回数について指摘された経験がある人も多く、「転職回数が多い=転職で絶対的に不利」と思い込んでしまいがちです。

 

しかし、これは思い込みに過ぎない事が少くありません。

 

それというのもそもそも転職活動自体がすんなり決まることなんて言うのは例え転職回数が少なくてもまれですし、普通に10社、20社と採用試験を受けて1社内定出るかでないか?と言う人だって少なくありません。

 

場合によってはもっと多くの企業の採用試験を受けている人もいます。

 

それを「転職回数が多い」と数カ所から指摘されて、そこで不採用になったからといって諦めてしまうのはちょっと焦りすぎだといえます。

 

転職回数が多いことを誤魔化そうとしない

 

まず、転職回数が多いことは絶対的に転職で不利な立場にはならないと言うことを認識してもらわないといけないことには理由があります。

 

それは「転職回数が多いことを誤魔化そうとしない」ためです。

 

転職回数が多い人の場合、「どうにかして転職回数が多いことがバレないように誤魔化そう」「出来る限り転職回数が多いことには触れられないように気をつけよう」とする傾向にあります。

 

でも、こうしたことを考え小細工をすればするほど採用担当者は転職回数が多いことに気づいてしまいますし、そこに突っ込まざるを得なくなるのです。

 

多くの場合、転職回数が多いことを本人が気にしすぎるがために自分で勝手に転職を不利な方向に向けてしまっていることが少なくないのです。

 

転職回数が多いことを“強み”とするためにも絶対に転職回数が多いことをごまかさないようにした方がいいです。

 

転職回数の多さを“強み”に変えるために:その1

 

それではここからいよいよ本題、転職回数の多さを“強み”に変えるために何をすべきか?をお話していこうと思います。

 

まず、転職回数の多さが気になるのならば、あなたのこれまで経験してきたすべての職業でどんな経験を得てきたのか?そこでどんなことを学んできたのか?を徹底的に書き出してみてください。

 

頭の中でやるのではなく、紙とペンをもって書き出すという事が大切です。

 

この時、「短期間だったから大した業務を経験していない…」と思うかもしれません。

 

でも、例え短期間の勤務だとしても「辞めざるを得ない出来事」があったわけですよね?

 

その出来事がどんなものであったのか?何故その出来事でやめようと思ったのか?今考えるとその出来事でやめて正解だと思うのならばその理由を、止めるんじゃなかったと思っているのならばその理由を書き出すことが大切です。

 

このようにすることで最低でも転職回数分の経験があり、そこから学んだことを見つけることができるはずです。

 

転職回数の多さを“強み”に変えるために:その2

 

自分の経験について振り返ることが出来たのならば次にやるべきことは転職を希望する企業・業務とこれまでの経験の接点を探すことです。

 

どんなに些細な事でもいいので「この経験(又はその経験から学んだこと)は次の転職先で活かせるんじゃないかな?」というものをとにかくまとめることです。

 

少しでも同じような業務を経験したことがあるのならば、多少なりとも経験者という事になりますし、全くの未経験者と比べたら有利に働くことだって少なくないのです。

 

また、業務に同じ様なものがなかったとしても「学んだこと」の中には何かしら活かせるものがあるはずです。

 

つまり、もしもこれまで経験してきた仕事が合わなかったのだとしたら「何故これまでの仕事が自分に合わなかったのか?」は明確になっているはずなので「仕事の選び方」を学んでいるはずですし、それは転職先選びで活かせるはずです。

 

しっかりとあなたの経験を整理すれば必ず転職希望先の企業や業務とこれまでのあなたの経験の接点となるものがあるはずです。

 

大変かもしれませんが、しっかりと自分を、そして転職希望先企業を見つめ直す作業が必要です。

 

あなたにしてみたら大したことのない経験であっても他の人にしてみたら案外立派な経験だったりすることも少なくないからです。

 

転職回数の多さを“強み”に変えるために:その3

 

基本的に「その2」までの過程で何かしら次の転職先企業にアピールするものは出てきているはずです。

 

…とはいえ、そのアピールの仕方を間違えてはせっかく見つけた“強み”も台無しです。

 

そこでアピールする時の注意点について少しだけ紹介しておきます。

 

転職回数が多いことを“強み”に変えるために必要なこととして、自分から転職回数が多いことを認め、そこでの経験、学んだことをきちんとアピールするという事がポイントです。

 

黙っていても履歴書や職務経歴書を見れば転職回数が多いことはだれだってわかります。

 

それを隠そうとしているがために採用担当者はあなたにいろいろなことを根掘り葉掘り質問しますし、相手から聞かれるがために予想外の質問を受けることも多くしどろもどろとなって面接がうまくいかない…という人は転職回数の多い人にはよくあること。

 

それならば、初めからこちらの方で転職回数が多いことを認めてしまって、その上でその経験から学んだことなどをきちんとアピールし、転職先に「採用すべき人間」だということをわかってもらうのです。

 

転職回数の多さを突っ込まれた後で「御社では簡単には辞めません」といっても手遅れな感じがします。

 

しかし、自己PRなり、志望動機で「転職回数が多くなっていますが、複数回の転職によってこの仕事ならば続けられる事を確信したため御社への転職を希望しています。」と主張したらどうでしょうか?

 

確かに「どうしてうちの会社だったら続けられると思ったの?」というような質問は飛んでくるでしょうから、それに対してはきちんと応えることが必要ですが、それに答えてさえしまえばそれ以上企業としても突っ込みようがありませんよね?

 

「これまでは企業選びの際に○○を重要視してきましたが、実際に転職を繰り返す上でそれが間違いだと分かりました。今回はこれまでの転職の経験から企業選びの基準として○○を完全に外したことで御社の存在に気づけましたし、こうした基準で選んだからこそ御社でなら長く勤務できるものと思われます。」と答えられたらどうでしょう?

 

「へぇ、そうなんだ」としか言いようが無いですよね?

 

これまでの転職失敗の原因をきちんと突き止めて、その経験から転職先を選んだと言われたらマイナス評価にはならないはずです。

 

また、転職回数が少ない状態で企業選びの基準が曖昧な人と比べて、数々の失敗をもとに今回の転職先を選んでいるのですから、むしろ“間違いのない転職”という“強み”にすらなる可能性は十分にあります。

 

転職回数が多い事自体は歓迎されないことも少なくありませんが、20代という若さならばそれが二度と転職できないような致命傷になることはまずありません。

 

企業にきちんとあなたがもう二度と間違いを繰り返さない事をアピールするためにも守りの姿勢ではなく、攻めの姿勢で転職活動していくことが大切です。

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