履歴書から面接まで採用されるために必要なたった一つこととは…|人気職種や大企業を狙うあなたへ

履歴書から面接まで採用されるために必要なたった一つこととは…|人気職種や大企業を狙うあなたへ

29歳以下の転職「基本のき」【全3回】
【第1回】企業選び|転職後後悔しないための転職先探しの大切な基準は○○
【第2回】転職サイト・転職エージェント・ハローワーク・求人情報誌の違い|あなたにとってベストな求人情報はどれだ?
【第3回】履歴書から面接まで採用されるために必要なたった一つこととは…|人気職種や大企業を狙うあなたへ(当ページ)

 

29歳以下で初めて転職をする人の中には転職がスイスイ決まってしまう人がいる一方で、転職活動で思ったような結果が出ない人もいます。

 

では、転職がスイスイ決まる人と転職活動が思ったように実を結ばない人とでは、何か大きな違いがあるのでしょうか?

 

実はそれほど大きな違いはありません。

 

20代の場合、スキルや能力、経験で決定的な差がついている事はほとんどありません。

 

そして、それゆえにスキルや能力、経験が転職成功・不成功の原因となる事はそれほど多くありません。

 

(スキルや経験、能力が転職で大きく問われるのは30代、とりわけ30代後半以降です。)

 

しかし、転職がスイスイ決まってしまう人とそうでない人の間には“たった一つの決定的な違い”があるのも事実です。

 

つまり、履歴書・職務経歴書から面接まで転職の成功・不成功のカギを握るのはたった一つのことにすぎないのです。

 

そこでここでは「履歴書から面接まで採用されるために必要なたった一つこと」、つまり29歳以下のあなたが転職成功するために本当に大切なたった一つのことについてお話します。

 

特に人気職種や大企業への転職を狙う場合には、絶対に抑えておくべき内容になります。

 

※以下の文章を読む場合にははじめから終わりまで必ずご覧下さい。
何故か?と言うと初めの方だけ見ると勘違いして間違った方向に行ってしまう可能性ががあるからです。
また、いきなり結論の方に飛んでしまうと薄っぺらい理解となり本当に大切なことに関して十分な理解を得られない可能性があるからでもあります。
転職成功に大切な考え方ですので、以下の文章を読む場合にはぜひ最初から最後まで読むことを覚悟の上ご覧下さい。

 

あなたが伝えたいことを伝えても採用されない!!

 

まず、29歳以下のあなたが転職を成功させるにあたって理解しておかなければいけないのは…

 

履歴書や職務経歴書、そして面接でも「あなたが伝えたいことを伝えても採用されない」ということです。

 

履歴書や職務経歴書、そして面接で質問されたことに対して「自分なりの答え」を書いたり、話したりしていませんか?

 

履歴書の「志望動機」には自分が純粋に入社したい理由を書いていませんか?「資格・特技」の欄について何の疑問も持たず資格や特技を書いていませんか?

 

職務経歴書にはこれまでの経験や頑張ってきた仕事について深く考えずに書いていたりしませんか?

 

面接では質問されたことに対して一生懸命自分のことを振り返って答えていませんか?

 

残念ながら、それだと転職で結果を出すのは難しいといえます。

 

もちろん、運が良ければ上手く採用にこぎつける可能性もありますが、あくまで運まかせであり、可能性は低いです。

 

特に人気職種や大企業の場合には、採用人数に対して応募者が多いことからこのままではなかなか結果がでない可能性も高いので要注意です。

 

企業側が求める人材であることを適切にアピールしなければならない!!

 

上の方で「あなたが伝えたいことを伝えた所で採用されるのは難しい」事をお話しましたが、なぜだかわかりますか?

 

賢明なあなたならばすでにお分かりかもしれませんが、「企業側にも求める人材像」があるからです。

 

企業側にも求める人材像があり、履歴書や職務経歴書、面接ではあなたが企業側の求める人物像に当てはまる人間か?を確認しています。

 

それにもかかわらず、何も考えずあなたが伝えたいことを伝えたらどうでしょうか?

 

もちろん、上手く行けばあなたのアピールがたまたま企業の求める人材像と合致する可能性はあります。

 

しかし、大抵の場合はうまくいきません。

 

積極性のある人材がほしいという企業に対して忍耐力アピールして失敗していたりします。

 

忍耐力のある人材がほしいという企業に対してコミュニケーション能力をアピールしたり、コミュニケーション能力のある人材が欲しいという企業に積極性をアピールして転職失敗しているケースも珍しくありません。

 

積極性のある人材がほしいとという企業には積極性をアピールすればいいのです。

 

忍耐力を求める企業には忍耐力、コミュニケーション能力を求める企業にはコミュニケーション能力をアピールすればいいのです。

 

簡単でしょ?

 

しかし、いざ自分の転職となるとこの部分を全く意識していないままの人が少なくありません。

 

近年人気の事務職希望者の中には「事務職へ転職したいけど応募人数が多いから転職ができない…」なんて言っている人がいます。

 

そして、そうした人に限って何も考えずに履歴書や面接でパソコンスキルやMOS資格をアピールしたり、簿記の資格をアピールしていたりします。

 

でも、一度冷静になって考えてみて下さい。

 

本当にその企業がパソコンスキルやMOS資格、簿記を必要としているのでしょうか?

 

実際の事務の転職ではパソコンや資格なんかよりも違った能力を求められているケースが少なくありません。

 

積極性や忍耐力、コミュニケーション能力、いかに気配り出来るか?などの方が事務職の転職の際に重視されることが珍しくないのです。

 

なぜなら、資格やスキルは入社後にでも仕込むことは出来るからです。

 

そして、積極性や忍耐力、コミュニケーション能力、気配り出来る能力を入社後に仕込むことが出来るか?と言うとかなり疑問だからでもあります。

 

事務でも積極性が求められる企業への転職ならば積極性をアピールすればいいのです。

 

しかし、何故かMOSや簿記をアピールして転職できないと嘆いている人は少なくありません。

 

また、これは大企業への転職でも同じです。

 

「大企業でライバルが多いから転職成功しない…」という人もいますが、大抵の場合最大の問題はライバルが多いからではありません。

 

大企業だと「新しい発想」「違った物の見方」ができる人材を求めていることが多くあります。

 

しかし、それにもかかわらず履歴書にしろ面接にしろ「優等生的な回答」をして失敗する人が少なくありません。

 

採用担当者にしてみたら「またか…、同じ様な奴ばっか…」となり、結局あなたはその他大勢と同じにされてしまい結局印象に残らないなんてことが珍しくないのです。

 

「新しい発想」「違った物の見方」が必要な大企業を受けるのならば、「優等生的な回答」なんかしてはいけないのです。

 

「優等生的な回答」などせずにしっかりと「新しい発想」「違った物の見方」ができる人間であることをアピールすればいいのです。

 

これまでの仕事(フリーターの場合、アルバイトでも可)での経験で人と違った発送を持ったことをアピールするなり、面接での受け答えで他の人とは少し違った見方のできることをアピールすればいいだけです。

 

結局、転職成功に本当に必要なこととは自分の考えることを素直にアピールすることではないのです。

 

「転職希望先企業の求める人材像を理解した上で、あなたがそうした人材であることを適切にアピールする」こうしたことが転職成功のために何よりも大切です。

 

しかし、あなた自身のことを偽る必要はない!!

 

「転職希望先企業の求める人材像を理解した上で、あなたがそうした人材であることを適切にアピールする」こうしたことが大切だというと、誤解する人がいます。

 

「転職では自分を偽らないといけない」と考えてしまう人がいますが、完全な誤解です。

 

転職を成功させるためにあなた自身のことを偽る必要はありません。

 

確かにあなた自身のことを偽らなければ転職できないような会社や仕事もあるかもしれません。

 

しかし、そんな企業へはもともと転職すべきでないのです。

 

なぜなら、例え転職成功したとしても入社後に苦しむだけだからです。

 

確かに転職を成功させるためには「転職先企業に対してあなたがふさわしい人材であること」をアピールすることは大切です。

 

しかし、それは「あなた自身のことを偽ってアピールしろ」というものではないのです。

 

あなた自身の経験を整理することで対応できる事がほとんど!!

 

転職を成功させるためには「転職先企業に対してあなたがふさわしい人材であること」が必要であるにも関わらず、あなた自身のことを偽ってアピールすることは駄目だというと「どうしたら良いの?」と困ってしまうかもしれませんね?

 

しかし、心配する必要はありません。

 

なぜなら、大抵の場合、あなた自身の経験をしっかりと整理することで対応できることがほとんどだからです。

 

あなたのこれまでの仕事の経験やアルバイト経験をしっかりと整理すれば、転職を希望する企業に対して適切なアピールをすることが出来ることがほとんどです。

 

例えばあなたがこれまでのいやいや営業の仕事をしてきたとします。

 

(ここでは「営業」の仕事を一つの例としますが、あくまでも分かりやすくお話するために取り上げたものです。それ以外の理由はありません。「事務」や「技術職」でも十分応用可能な内容です。)

 

こうした場合だと、転職希望者の中には「アピールできることがない…」と嘆く人がいますが、そんな事はありません。

 

いやいややっていた営業の仕事だとしても「今日はこれだけでも頑張ろう!!」と気持ちを奮い立たせた経験はありませんか?

 

もしもそうした経験があるのならば、その経験は「積極性」をアピールする材料になります。

 

そもそも営業の仕事が嫌だったのならば毎日仕事に対して苦痛を感じていたかもしれませんね?

 

しかし、その気持をどのように押さえ頑張ってきたのか?の経験をまとめれば「忍耐力」のアピール材料となります。

 

また、営業の仕事の場合、お客様とコミュニケーションをとる場面も多かったはずです。

 

その際、どのような点に注意してコミュニケーションを取っていたのか?上手くコミュニケーションを取れない場合にはどうしたのか?をまとめれば「コミュニケーション能力」をアピールする材料になります。

 

つまり、転職で役立つアピール材料はすでにあなた自身が持っている事がほとんどなのです。

 

そして、だからこそ何よりも自分の経験をしっかりと振り返ることが何よりも大切です。

 

転職成功に一番大切なたった一つのこととは…

 

ここまでご覧になったあなたならばすでにお気づきになられているかもしれませんが…

 

転職成功のために一番大切なたった1つのことと言うのは「しっかりと転職先企業について理解すること」にほかなりません。

 

「しっかりと転職先企業について理解する」こうした発想があるかないかで転職成功確率は大きく変化します。

 

しっかりと転職先について理解し、転職先がどんな人材を求めているのか?さえ理解出来れば、あとはそれに合わせたアピールをすればいいだけです。

 

だから、例え人気職種や大企業であっても転職成功する可能性がぐっと高まるのです。

 

ですから、あなたが転職成功したいのならば何よりも力を入れるべきは「転職先企業についてしっかりと理解すること」です。

 

まずは自分で徹底的に調べるのです。転職先に友人や知人がいるのならばその人達に話を聞くのもありです。

 

また、自分一人ではどうにもならない場合には転職エージェントを利用すればいいのです。

 

転職エージェントならば求人を出している企業の担当者からどんな人材を望んでいるのか?を聞き出しているからです。

 

そして、転職エージェントならばその会社にいる人や過去に転職成功した人がどんな人なのか?など様々なデータを持っていることも多いからです。

 

転職成功のために必要なたった1つのことというのは「企業についてしっかりと理解する」ことにほかなりません。

 

当たり前すぎることのように聞こえるかもしれませんが、転職成功する人と転職がうまくいかない人の決定的な違いはこの部分にあります。

 

ぜひ「転職を規模する企業についてしっかりと理解する」事を意識して転職活動をするようにしてくださいね。

29歳以下の転職に強い転職エージェント

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