事務への転職希望者こそ一度は営業職への転職を考えるべき理由

事務への転職希望者こそ一度は営業職への転職を考えるべき理由

事務へ転職したい!!と考えるあなたへ

 

転職を考える人の中には「事務」への転職希望者が少なくありません。

 

一般事務を始めとして、経理、人事などのような専門的な事務も含めると事務への転職希望者は本当に数多くいます。

 

あなた自身がすでに事務経験者であるのならば、いきなり事務へ転職希望であったとしても問題はありません。

 

それというのも、事務経験者であるあなたならばすでに事務の厳しさ、大変さを知っているでしょうから特に大きな問題はないと思います。

 

…が、事務未経験でこれから事務へ転職を考えていると言うのならば少しだけ注意です。

 

特に「営業職」など他の職業への転職というものも考慮にいれることすら必要といえるかもしれません。

 

ここでは特に事務未経験者のあなたが知っておくべき、事務への転職希望者こそ一度は営業職への転職を考えるべき理由についてお話いていこうと思います。

 

事務は営業と比べて必ずしも良い転職先とはいえない…

 

事務へ転職したい!!と言う人の話を聞く限り、実際の事務の仕事の大変さがわかっていない…という事が少なくありません。

 

「営業はノルマがあるけど、事務はノルマがないから」と考える人も多くいます。

 

確かに「ノルマ」と言う形で仕事の成果を上げる事が求められるのは営業です。

 

…が、事務は何も成果を上げられなくてもいいというわけではありません。

 

そもそも企業によっては本来3人位でこなさなければいけないような事務作業を1人に任せて期限内までやることを求める企業というものもあります。

 

こうした場合、事務の方が営業より仕事が楽か?と言うと決して楽ではない、と言うかむしろかなりきついです。

 

サービス残業や休日出勤が多発するような事務というのも少なくないので要注意です。

 

また、「お客さんを始め様々な人と会い、交渉しなければいけない営業は大変…」と言う理由から事務職への転職を希望する人も少なくありませんが、これも実は安直過ぎるということができます。

 

それというのも事務関係の部署は確かに多くの人と交渉しなければいけないということはありませんが、一方で非常に狭い人間関係の中で働くことを求められます。

 

あなたと気が合う上司や同僚と一緒に仕事をする分には問題ありません。

 

でも、もしもあなたと一切気が合わない上司や同僚と仕事をすることになったらどうするの?

 

一日中机を並べてその嫌な上司や同僚と仕事をしなければいけないし、そうしたことが原因で精神的に病んでいく人が多いのが実は事務の仕事です。

 

あなたが精神的に強いのならば問題ありませんが、安易に「いろんな人と人間関係を構築するのが大変…」と言う理由で事務職への転職を希望するのならば間違いです。

 

そもそも、事務でも営業並みに交渉力が必要な場合も少なくなく、特に経理などの場合なかなか融資をしてくれない銀行員と交渉して融資を引き出してこなければいけない場合などは下手をするとその辺の営業よりも遥かに大変だったりします。

 

そして、気をつけておいて欲しいのが「リストラの対象になりやすい」のが事務だという事です。

 

あなたはまだ20代ということもあり、「事務へ転職して頑張りたい!!」と思っているのかもしれませんが、御存知の通り事務の仕事は会社にとって利益を生み出す存在ではありません。

 

ましてや格安のアウトソーシングサービスも沢山ありますし、派遣社員やパート・アルバイトに任せる事務作業というものもパソコンの発展に従い増えています。

 

そんな中「事務しかやったことがありません」という状況で10年後、20年後リストラされた場合、どうします?

 

特に企業の中にはリストラを決行する際に事務経験者をいきなり営業部門に回し、本来ならば20代、30代のうちに知っているような営業方法の基礎的なこともほとんど教育せずに「営業として成績が上げられない」事を理由にリストラする企業もあります。

 

いきなり事務職へ転職してしまって大丈夫ですか?

 

何故「営業」への転職を一度は考慮にいれるべきなのか?

 

「事務」への転職を希望するあなたはこうした事務の現実をしっかりと見据えた上で転職活動をすることが大切です。

 

では、あなたが未経験の状態から事務への転職を考えているのならば、なぜ一度「営業」への転職を考えてみるべきなのでしょうか?

 

それは「営業」であっても「事務」の仕事よりも良い仕事もあるからです。

 

「休日出勤が多い」「サービス残業が多い」ということであなたが転職を考えているのだとしたら、それは「営業」か「事務」かという問題ではなく、純粋に「企業が従業員をどのように扱っているか?」が問題なわけですよね?

 

「営業」であってもノルマの設定については企業ごとに大きな差があり、ほとんどの人が毎月のノルマを達成できるような企業がある一方で逆にノルマ達成率が5割を切るような企業もあります。

 

ほとんどの社員がノルマを達成できる企業と5割もノルマ達成できない企業で残業や休日出勤が同じように問題となっていると思いますか?

 

「飛び込み営業」や「テレアポ」は辛い…というので営業を避ける人も言えるけど、そんなのって「飛び込み営業」や「テレアポ」を求められない営業職へ転職すればいいだけの話ですよね?

 

テレビや雑誌の広告、チラシを中心に、さらに今ではネットを駆使して徹底的に宣伝をすることで、それに反響してくれたお客さんにだけ販売に行くような営業を選べばいいんじゃないでしょうか?

 

そうすればまるでハエでも追い払うかのように門前払いされるような屈辱を受けなくてすみますよ。

 

そもそも、あなたが転職の際に利用する転職サイトや転職エージェントも“営業”の仕事の一つですけどあなたの家に飛び込み営業したりしませんよね?「転職しませんか?」なんて感じで^^;

 

「営業が嫌!!」と言う場合には、一度「営業」の何が嫌なのか?を見直してみることが大切です。

 

そうでないと、むやみやたらにあなたの可能性を閉ざしてしまうだけですし、本当に良い転職先を選ぶ機会を失うだけですからね。

 

ちなみに、あなたが事務への転職を希望する場合でも、営業への転職を考える場合でも、あるいはこれから先の進路をどうすべきかわからない場合でも、転職を迷ったのならば転職エージェントに相談してみることをおすすめします。

 

転職エージェントならば事務でも営業でも様々な業界、様々な企業について知っていますし、企業ごとの具体的な仕事内容の違いなども把握しています。

 

事務であっても比較的きつい条件で仕事を任せるような会社や営業であっても離職率が低い会社など様々な角度から求人を紹介してくれます。

 

通常のハローワークや転職サイト、地域情報紙では手に入らないような現場の情報も手に入れることができるので間違いのない転職先選びが可能になりますよ。

 

もちろん、無理やり転職させられることはありませんし、無料で利用できるので一度相談してみることをおすすめします。

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