職業訓練を受ければ職歴なしからでも就職できる!!の真実
職歴なしの状態からの就職を考えた時、「職業訓練」が気になる人は少なくありません。
職業訓練を受講して技術を身に着けることで職歴なしからでも就職できた!!
なんて言う人もいるのは事実です。
ただし、そうは言っても29歳以下の20代のあなたが職歴なしから脱するためにも職業訓練を受ける事は基本的におすすめできません。
そこで、ここではなぜ職歴なしの状態を脱したいと考える20代のあなたに職業訓練を受講することはおすすめできないのか？についてお話したいと思います。
資格をとっても就職できる保証はない!!
職業訓練を受ければ職歴なしからでも就職できるのではないか？とあなたが考えているのならば、まずはっきり認識しておくべきことがあります。それは…
職業訓練校で職業訓練を受けて資格を取ったからといって就職できる保証はない!!
ということです。
一つの例として東京都の職業訓練校のホームページを見ると、職業訓練を受けることで…
機械設計技術者試験／ＣＡＤ利用技術者試験／情報処理技術者試験／第一種電気工事士／２級ボイラー技士試験／介護職員初任者研修／ガス溶接技能講習修了証／消防設備士（乙種）／第二種電気工事士…etc
の資格を取得することができるようなことが紹介されています。
ですから、一見すると職業訓練校でこうした資格を取得することができ、それによって就職が有利になるようなイメージを抱いてしまうのも事実です。
しかし、ならばそれで就職できるのか？といったのならば、話は別です。
資格の予備校や資格の通信教育を利用して資格を取得した所で就職に結びつかない事が多いのと同じで、職業訓練校で学習して資格を取得した所で就職に結びつくとは言い切れません。
資格の予備校や資格の通信教育と違い、職業訓練校を利用した場合、本人の収入状況や家族の収入状況などの要件が合致すれば給付金を受けながら受講できるのでそうした点ではメリットがあるといえます。
しかし、あなたの目的は「資格を取得すること」ではなく、「就職すること」なのではありませんか？
例え職業訓練で資格を取ったとしても、その期間就職することがなければ“職歴なし”の期間が伸びるだけです。
職業訓練校で月額10万程度（記事作成時点での金額です。）を貰って職歴なしの期間を伸ばすよりも、一日も早くいい就職を実現して、仕事を身に着けながら給付金なんかよりも多くの給料をもらう方がいいのではないでしょうか？
職業訓練によって技術を身に着けることが最大の目的ならば職業訓練に通うのもありですが、「就職すること」が最大の目的ならば、例え職歴なしであったとしても職業訓練に通って職歴なしの期間を伸ばす事はおすすめできません。
“職歴なし”ならば資格よりも“若さ”の方が重要!!
もしも、あなたが職歴なしの状態から本気で就職したいと考えているのならば…
就職の場において“職歴なし”の状態からの就職ならば資格よりも“若さ”の方が重要
だという現実を知っておくことが大切です。
確かに、あなたは“職歴なし”という事が気になって職業訓練が気になっているのかもしれませんね？
しかし、就職の場において重要なのは「資格」よりも「若さ」です。
なぜなら、資格の有無に関わらず、企業側は採用したあなたのことを一から育てなければいけないからです。
もちろん、あなたが職業訓練を受講することで同世代の職歴ありの経験者と同レベルにまでなることができるのならば、話は別です。
しかし、多くの場合、例え職業訓練を受講していようとも「一から仕事を教えなければいけない」と言う状態であり、「ならば少しでも若い方がいい」と考える企業は少なくありません。
仕事は資格試験とは違い、その会社や職場によってやり方ややるべきことが微妙に違っていることがほとんどであり、だからこそ少しでも柔軟に対応できる若い人の方を積極的に採用したがる傾向にあります。
確かに20代ならば職歴なしの状態でもまだまだやり直しが聞くことがほとんどですが、そうであったとしても少しでも若い方が就職に有利なことは違いありません。
職歴なしの期間が半年も長くなればそれだけ就職は不利になりますし、一年も違えばそれだけ就職の難しさは増してしまいます。
本気でいい就職を目指すのならば“今”頑張るしかないのです!!
※それでもやっぱり資格を取った方がいいじゃないだろうか…と言うあなたへ
もしかしたらあなたは、「それでもやっぱり職業訓練で資格を取得した方がいいんじゃないだろうか…」と考えるかもしれませんね？
そうなのだとしたら、ぜひ職業訓練の受講をおすすめします。
例えそれで就職が今以上に困難になったとしてもきっと自分の選択に納得して生きていく事ができるだろうからです。（おすすめはしませんが…）
就職できないのは“資格が無いから”ではなく、“就職活動のコツを知らないだけ”
そうは言っても職歴なしと言う状態から就職を実現したくてもできないから職業訓練に興味が湧いているのだと思います。
しかし、そうだとしたら、少しだけ意識しておかなければいけないことがあります。
それは、あなたが就職できないのは“資格が無いから”ではなく“就職活動のコツを知らないだけ”だということです。
職歴なしだから就職できないと嘆く20代の人の多くは、資格が問題なのではなく、就職活動のコツを知らないという事が問題となっていることがほとんどです。
職歴なしからの就職だと面接を苦手とする人が少くありません。
しかし、履歴書や職務経歴書の書き方一つで面接の質問内容が違ってくるということまで意識して履歴書や職務経歴書を書いていますか？
採用担当者は就職希望者みんなに同じ質問をしているのではなく、履歴書や職務経歴書を確認した上で質問をしているのですから当然の事なのですが、こうしたことを意識していないがために面接が上手くいかない人は少くありません。
「なぜ就職しなかったんですか？」という質問が嫌ならば先に履歴書や職務経歴書にそのことを記載してしまえばいいんです。
その理由を記載した上で、より採用担当者が興味を持ちそうな事を履歴書や職務経歴書に散りばめておけば「なぜ就職しなかったんですか？」という質問で苦しめられる可能性は激減するのに、そうしたことすら知らない職歴なしの20代は少くありません。
こうしたちょっとした就職活動のコツのようなものを知らないがために就職活動に苦戦している職歴なし20代は少なくないのです。
ですから、もしもあなたが本気で就職を目指すのならば、「資格」なんかよりも「就職活動のコツ」を手に入れるべく努力する必要があります。
…とは言え、試行錯誤している時間はありません。
なぜなら、少しでも若い方が就職活動に有利だからです。
ならば、どうしたら良いか？
一番間違いのない方法が就職・転職のプロである転職エージェントに相談してしまうことです。
なぜなら、転職エージェントは就職・転職のプロ集団であり、就職・転職を実現するためのコツとも言えるものを持っていて、あなたの就職に役立ててくれるからです。
転職エージェントと言うと、職歴なしの状態では使いづらいように感じる人も少なくありませんが、実際には職歴なしでも支援してくれる所は少くありません。
本気で職歴なしからの就職を目指すのならば、職業訓練でのんびりと資格を取ることよりも、転職エージェントを活用して一日も早く就職してしまうことをおすすめします。
※就職先についても詳しく知ることができるから◎
転職エージェントを職歴なしのあなたにおすすめするのは何も就職のための支援をしてもらうことで就職できる可能性を高めるためだけではありません。
就職先について非常に詳しくその職場の状況を教えてもらうことができるので、入社後に後悔する心配が激減することが実は一つの大きな理由です。
ハローワーク等だと入社してみないと残業状況や人間関係など職場の状況がわからないことがほとんどですが、転職エージェントならばそうした職場の詳しい状況について調べていることがほとんどであり、だからこそ間違った職場を選ぶ心配が少ないのです。
29歳以下の転職に強い転職エージェント
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