飲食からIT企業へ転職｜ブラック企業を避ける転職方法とは？
飲食からIT企業へ転職したい…でもブラック企業に就職するのは嫌だ…
飲食に勤務している人の中には“IT企業”への転職を考えている人も最近では珍しくありません。
元々IT関係の専門学校で学んでいた人が飲食にたまたま就職していたいと言う人もいれば、一方で飲食業界にいながらも趣味でパソコンなどをいじっていてIT関係の業務に興味が湧いてきたと言う人もいます。
また、直接パソコンでプログラミングなどをすることが出来なくても、比較的高収入を得られる営業系の業務に興味を持って飲食からIT企業への転職を考える人もいます。
飲食からIT企業への転職を考えるきっかけは人それぞれですが、IT企業へ転職するからには“ブラック企業”への転職は避けたいですよね？
そこでここでは飲食からIT企業へ転職を考える人がブラック企業を避けるための転職方法を紹介したいと思います。
自社で独自のサービスを開発している企業を選ぶ
飲食からIT企業への転職を考えた時に、注意しておきたいのがIT業界では下請構造がいくつにも存在する“多重下請け構造”とも言えるものが存在することです。
一番初めに大手IT企業が受注した案件を下請けに業務の大方を依頼し、その下請けがさらに下請けに依頼、そしてその企業がさらに…ということで何重にも下請構造が存在することがあるのです。
この場合、受注した大手IT企業に近ければ近いほど利益が大きく、離れれば離れるほど利益が少ないものとなります。
結果、「下請け」として働いている企業は利益がほとんど出ない状況で働くことを求められることがあるのです。
それゆえに労働時間の割に賃金が少ない…など問題となることが少なくありません。
また、下請けとして力が弱いと「納期」が必要以上に短い期間で設定された時に文句が言えず、結果深夜残業や休日出勤が続くブラック企業と化してしまう事が少なくありません。
そこで、こうした形で力が弱い「下請け」の企業を選ばず、しっかりと自社で独自のサービスを開発している企業を選ぶことが大切です。
自社で独自のサービスを開発していれば最悪「下請け」としての仕事が多少減ったとしてもその企業独自のサービスで企業として存続していくことも可能なため、一方的に理不尽な条件を飲み込み続けなくても済むからです。
一方、「下請けだけ」を業務としている企業は仕事をくれる企業に見放されたら企業として存続していくことが難しくなるため、理不尽な要求も飲まざるを得なくなり、むちゃくちゃな労働条件で社員も頑張らざるを得なくなります。
IT企業は企業の大小にかかわらずブラックな所もホワイトなところもあると言われますが、その一つの基準として「自社で独自のサービスを開発しているかどうか？」というのが目安になります。
実際に夜遅くに会社の前を通ってみる
飲食からIT企業への転職を成功させるためにもブラック企業への転職は避けたいと思うのならば、一度夜遅くに会社の前を通ってみる事をおすすめします。
夜遅くに会社の前を通ってみてどうするのか？
その会社の社内に電気が点いているか？を確認します。
他の会社がすでに明かりを消しているような状況にあるにも関わらず、その会社だけ電気が点いているような状況だと注意が必要かもしれません。
もちろん、たまたまその時は納期が近く仕事が立て込んでいたということも少なくないので、できれば日にちを開けて確認してみることをおすすめします。
復数の転職エージェントを活用する
飲食からの転職先としてブラック企業を選びたくない時に利用できるのが“転職エージェント”です。
これは特にIT企業に限らず、どんな業界、どんな企業への就職にも役立つブラック企業対策の一つです。
それというのも転職エージェントは紹介する求人を出している企業の平均的な残業時間や休日出勤などについては押さえていることも多く、その他現場ではどんな働き方をするのか？などについて詳しく知っているからです。
求人票に書かれた「企業側の宣伝」的な求人情報とは違った形で企業を紹介してくれるので企業の良い所も悪い所も知ることが出来るのが特長です。
…が、本当にIT企業への転職でブラック企業を避けたい!!と思うのならば2つ以上、復数の転職エージェントを利用することをおすすめします。
それというのも、1社で「この求人いいかも♪」と思った求人をもう一つの転職エージェントではどのように評価するのか？を確認することができるからです。
もちろん、復数の転職エージェントが常に同じ求人案件を持っているわけではないので、他の転職エージェントで紹介された求人について確認しても充分な回答が帰ってこない可能性はあります。
…が、一方で転職エージェントは沢山の転職者の転職を支援する仕事です。
当然、支援する転職者にはいろいろな企業の出身者がいます。
つまり、そうした転職支援を行った転職者の中に「あなたが他の転職エージェントで紹介を受けた企業」で働いていた転職希望者が利用している可能性もあり、その転職者から企業に関する話しを聞いている可能性も十分にあるのです。
こうしたことからあなたが気になる企業に関する情報を知っていることがあるのが転職エージェントであり、情報がある場合にはあなたに包み隠さずその企業について知っている限りのことを教えてくれますよ。
ちなみに、転職エージェントを活用するのならばそれぞれの企業で独自のサービスを開発しているのか？なども教えてもらえるので、転職先選びで間違いありませんよ。
飲食の様に比較的肉体労働とも言えるような仕事に従事していた場合でも転職エージェントは充分に利用可能なので、もしも飲食からIT企業への転職をお考えでしたら一度相談しておくことをおすすめします。ちなみ転職エージェントの転職支援サービスは全部無料です。
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