事務に転職したいけど実務未経験…「まずは派遣から…」は要注意!!
事務に転職したい!!…けど実務未経験だし、まずは派遣から…だよね…?
事務に転職したい!!と考える人の中には「実務未経験」と言う人も少なくありません。
そうした場合、「まずは派遣から…」ということで、いきなり事務の正社員求人を狙わずにとりあえず派遣登録すると言う人も少くありません。
しかし、もしもあなたが本気で事務への転職を考えるのならば「まずは派遣から…」はお勧めできないことが少くありません。
そこで、ここでは「まずは派遣から…」が何故お勧めできないのか?、そして実務未経験から事務への転職を成功させるためにはどうすべきなのか?について紹介したいと思います。
紹介予定派遣ですら必ずしも正社員への道を約束してくれるわけではない…
派遣で実務経験を積んで事務の正社員になりたい!!と思い派遣登録する人の中には、「純粋に実務経験を積むことが目的の人」と「派遣先でそのまま正社員になることを目的とする人」がいます。
そして、この時に後者、つまりは「できることなら派遣社員からそのまま正社員になりたい!!」と言う場合に利用する人が多いのが紹介予定派遣です。
(ちなみに紹介予定派遣をご存じない方もいると思いますので簡単に紹介すると、一定期間派遣社員として働いた後企業側と派遣社員が合意すればそのまま正社員になれると言う派遣制度です。)
けれども、紹介予定派遣は必ずしもおすすめできるものではありません。
すでにご存知かもしれませんが、あくまでも「企業側」と「派遣社員」が“合意”した場合に社員として採用するのであり、必ずしも正社員として採用してくれるものではないからです。
結局、派遣として一生懸命働くものの正社員にはなれなかった…という人は大勢います。
「紹介予定派遣だから…」ということで紹介予定派遣の制度に過度の期待を持つことは危険です。
所詮は派遣…
紹介予定派遣とは別に「派遣でとりあえず実務経験を積んで、正社員の求人にチャレンジ!!」と言う場合にも要注意です。
それというのも、企業側は「所詮派遣として経験してきたのは“正社員”の事務ではなく“派遣”としての事務職に過ぎない」と見る企業も少なくないからです。
確かに「派遣で実務経験を積んでいるだけまし」と考えて派遣社員の経験を十分に買ってくれる企業はあるかもしれません。
しかし、一方で「派遣の仕事」と「正社員の仕事」を明確に区別している企業は少なくありません。
それというのも責任の重さもちがってきますし、業務内容も違うことも少なくないからです。
派遣は主に具体的な作業を求められるのに対して、正社員として事務をこなす際には「派遣社員をうまく活用する」事が求められたりすることも少なくないからです。
純粋に「実務経験さえ積めば…」ということで派遣社員として実務経験をいくら積んでも、それは「派遣社員」としての経験であり、「正社員」としての事務職ではその実務経験が直接役に立たないことも少なくないので要注意です。
実務未経験から事務への転職を成功させる方法
では、実務未経験から事務への転職を成功させるためにはどうすればいいのでしょうか?
「事務経験なしだと転職できない!?未経験から事務に転職するポイントを公開」のページに詳しく紹介しましたが、徹底的に企業研究を行い、その企業で求められる事務職の仕事内容を把握し、それに対して、あなたのこれまでの職務経験やアルバイト経験が役に立つことをしっかりとアピールすることが大切です。
もちろん、あなたがすでに派遣社員として事務の経験がある場合ならばその経験もしっかりと振り返って相手の企業にアピールできる事を見つけ、それをアピールすることが大切です。
ただただ「事務を経験してきました」では「しっかりと企業研究をしてきた派遣社員すら経験していない未経験者」に勝てない可能性もあり、何年、何十年と事務を経験した所で結局採用されない…なんてことになりかねません。
事務職は一言で「事務」と言われることの多い仕事ですが、その働き方、求められる業務内容というのは多種多様です。
それゆえに、事務の正社員求人を出している企業での事務の仕事内容をしっかり意識し、あなたが入社後役立つ存在であることををアピールすることが大切になります。
ただ漫然と一般的に事務で必要とされると言われている“経験”や“スキル”を主張した所で意味が無いのです。
「ショートケーキはみんな大好き」だからといって「チョコレートケーキが食べたい!!」と言う人にショートケーキを一生懸命差し出しても意味が無いのと同じです。
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」と言う故事成語が孫子の兵法にありますが、まさにこれを実践することが一番の事務職への転職の近道となります。
もしも、あなたが事務職への転職を本気で転職を考えているのならば、少し上で紹介したページでも詳しくお話しましたが、求人ごとの事務の仕事内容の違いを把握している転職エージェントに相談することがおすすめです。
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